人手不足の現状を考えてみると、こんなことも起こり得る?

仕事の環境

人手不足が顕在化している。欲しいと思っている人材が獲得できないと嘆く現場も多いのではないだろうか。今、求人募集枠に対して、応募者数が少ないことから、様々な点で求人条件が応募者に有利なカタチになりつつあると聞く。例えば、時間単価の増加、勤務条件の緩和、各種補助の追加など。

現在、現場仕事よりも、デスクワークなどに応募者は集中するとも聞く。一昔前、3K(きつい、汚い、危険)といわれたような職場は避けられるであろう。ここで思うのであるが、デスクワーク自体が機械化、自動化されたとすると、特に定型的な作業がそうなった場合には、この人手不足の状況はどのように変化するのだろうか?

つまり、今応募が多い仕事について、AIやITなどで自動化が進み、もしくは作業支援が進み、それほど人手が必要にならないようになった場合、どうなるのかということだ。

求人がなければ、あるところに移るしかない。そこがいわゆる3K(きつい、汚い、危険)と言われていたような職場であっても、そこしかなければそこに行く。それが自然の流れであろう。ただ、現状ではデスクワークの業務でも人手不足で獲得競争が起きている。

個人的に思うところであるが、実のところデスクワークの方が、自動化、機械化が進み易い局面に来ているのではないだろうか。特に、単純作業であるようなエクセルで表を整理する、グラフを作成するなどである。そうした作業は大量に発生し合致であるので、専業でそれら作業を行う人が求めらていた。

しかし、それは自動化され易い。近い未来にされるであろう。となると、その仕事はなくなり、他の作業を行う人が求めれる。デスクワークも他の作業はあるのでそちらを割り振られるであろうが、どんどんと高度な作業しか残らなくなる。単純作業というよりは、考える、判断する、評価するなどの作業である。

今までのような作業マンでは太刀打ちできない仕事のみが残るのであろう。そうすると単純作業しかできない、したくない人はどうなるのであろうなるのであろうか?いわゆる3K的な現場に行くしかなくなるのであろうか?

人手不足とテクノロジーとの関係は絶妙であろう。現状では人手不足が顕在化しているが、どこかのタイミングでテクノロジーの適用が顕在化し、人手不足というよりある局面では人で過剰になる部分もあろう。

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