仕事もプライベートも、行動を可視化する重要性:日常の些細な行動が変化をもたらす

仕事の環境

仕事でもプライベートでも、日々の些細な行動は重要です。これらの行動を数えるだけで、人は自然とその行動を変えることができる。シンクタンクおよびコンサルティング業界で長く働いてきましたが、この重要性を強く感じている。

例えば、日々の何気ない行動の中で、自動販売機でペットボトルを買って飲むことがあります。自分は水分摂取が多い傾向にあり、平日の昼間に約1.5リットルの水分を摂取しています。

特に制限がなければ、おおよそ2時間ごとに自動販売機でペットボトルを購入します。炭酸水、コーヒー、お茶など、気分に合わせて購入します。仕事をしながら、休憩のたびに飲んでしまい、ペットボトルはあっという間に空になってしまいます。

1日に5本程度の購入で、これは1本150円として、単純計算で月平均で1万5千円もの出費になります。相当な金額になります。

この行動を改めたいと思っても、意識するだけでは難しいものです。誘惑に負けてしまうこともあり、普段の行動パターンとして無意識に買って飲んでしまっています。このような行動を変える方法は何でしょうか。

その時に重要なのが、ペットボトルを購入するたびに、1本と記録をつけることです。最近では、頻度をカウントできるスマートフォンアプリがあります。それを導入してカウントし始めてみることもできます。

すると、人はどうでしょうか。可視化されると、認識が変わり、行動も変わるものです。近年、多くの人々がスマートフォンを利用して時間があればチェックする状態です。その際に、カウントアプリの実績も見るようになるのですが、そこでその日のペットボトル購入本数を見て、自然と行動が制御されるようになります。

現在では、1日に1本あれば良い方です。さらに水分補給は重要なので、お茶をマイボトルで持参する習慣を身につけました。毎朝自宅でお茶を作って持ち歩き、日中、お茶が尽きたら、ティーバッグを持参していて、それで追加のお茶を作ります。これだけでペットボトルの消費が減りました。

通常、頭の中で意識するだけでは、ここまで面倒な作業は実施できません。しかし、ペットボトルの消費量、つまり出費を可視化すると、モチベーションが湧きます。これにより、ペットボトルの飲料購入回数が激減し、経済面でも改善が見られるようになりました。

以上の例は、行動を可視化することの一例であり、日常生活の一側面を取り上げました。私はシンクタンクおよびコンサルティング業界で働く中で、常に新しい知識を取得することが求められます。言い換えれば、ビジネストレンドや技術トレンドなど、自分の仕事につながる情報を常に注視しておく必要があります。

そのためには常に読書を行う習慣が必要となりますが、心の中で意識するだけでは実施できません。ペットボトルの例と同様に、日々何冊の本を読了したかを記録することが重要です。これにより、自然と行動が促され、一週間に4冊、1か月に16冊、年間約200冊といった読書の習慣が身につきました。

改めて言うと、仕事でもプライベートでも、日々の些細な行動は重要です。これらの行動を数えるだけで、人は自然とその行動を変えることができるのです。このことで、自分の行動を変えることができました。

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