異動先は「ダメな職場」?新任マネージャーの奮闘記:職場改革に挑む日々

マネジメント試行錯誤

コンサルティング会社でマネージャーとして働いていた私。突然、全く縁もゆかりもないセクションへの異動を命じられました。これまでのように現場でクライアントに提案を行うポジションではなく、コンサルタントたちを支援する裏方的な立ち位置の部署です。

新たな業務内容、慣れない環境、そして未知の人間関係。異動後の数か月で、これほどまでに多くの課題が噴出するとは予想もしていませんでした。

課題だらけの現状

私が配属された部署の実態は、一言で言えば「ダメな職場」。膨大なタスクが次々に発生し、上司からのプレッシャーも強い。日々「早く解決しろ」「何でこれができないんだ」と矢継ぎ早に指摘される中、職場全体が疲弊しているのを肌で感じています。

さらに、直属の部下3名も、それぞれ個性的な優秀さを持ちながらも、全体の歯車がうまく噛み合わない状況です。タスクのスルー、アウトプットの低品質、情報共有不足…。これらの要因が、ますますチームの足を引っ張っているのが現状です。

しかし、部下たちを観察する中で、彼らが手を抜いているわけではないことも理解しました。この職場の問題は、そもそも人員とタスク量のバランスが完全に崩れている点にあります。私自身、膨大な業務を抱える中、部下の不満や不信感を無視してタスクを振り分けるだけでは、根本的な解決には至らないと痛感しました。

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ポメラは、会議や1on1での議事録作成やタスク整理に最適なデジタルメモ端末です。軽量で持ち運びやすく、余計な機能がないので集中してメモを取れます。マネージャーとしての細かい業務を効率的にこなしたい方におすすめです。

部下3名のキャラクター

  • Iさん
    控えめな性格ながら丁寧な仕事ぶりが特徴。ただ、スピード感が不足しており、不満を内に秘めているような雰囲気が気になります。彼女には、当社の重要施策である情報発信業務を担当してもらっており、彼女のポテンシャルを最大限引き出すことが私の課題です。
  • Sさん
    システムコンサル出身でデジタルに強いが、スケジュール管理が甘く、仕事の勢いにムラがあるタイプ。部署の財務管理を任せていますが、数字にミスがあれば大きな問題につながるため、安定感のある動きが必要です。
  • Tさん
    業績管理を得意とし、ロジカルで信頼感がありますが、負担が増えるとすぐに愚痴を漏らし始めるのが課題。効率重視の性格で不要な作業を省きがちですが、チーム全体のバランスを考えた動きが求められます。

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改革の第一歩:試行錯誤のマネジメント

この状況を打破するため、私はまず「仕組み」を整えることにしました。現状の問題の多くは、個々の能力ではなく、チーム全体の運営方法にあると考えたからです。以下の2つの取り組みを導入します。

  1. 週次の1on1ミーティング
    各メンバーと週に1度、個別で対話の時間を持ちます。これにより、タスクの進捗を確認しながら以下を徹底します:
  • タスク内容と進捗の見える化
  • 明確な期限設定
  • 次に取るべきアクションの合意形成
    部下たちと個別に深く話すことで、彼らの抱える不満や悩みを理解し、業務負担の調整も行います。
  1. 週次のチーム会議の開催
    チーム全員でタスクの進捗状況を共有し、個々の仕事が全体にどう影響するかを認識してもらいます。さらに、第三者(他部署の同僚など)を会議に参加させることで、外部の目を意識した緊張感ある運営を目指します。

「タスク管理ツール 仕事効率化本セット」
例えば『仕事に追われない仕事術マニャーナの法則・完全版 』などは、忙しいマネージャーにとって心強い味方。効率よくチームを動かすヒントが詰まった1冊は、日々の業務改革の助けになります。

決意と今後の展望

これらの取り組みをすぐに浸透させることは難しいでしょう。失敗もあるかもしれません。しかし、試行錯誤を繰り返す中で、必ずやこの部署をより良い形に変えられると信じています。部下たちの可能性を引き出し、チーム全体が生き生きと仕事に取り組める環境を作るために、私は挑戦を続けます。

今後、この取り組みの進捗や課題を記事として継続的にお伝えしていきますので、どうかお楽しみに。職場改革のリアルな現場記録として、多くの方の参考になれば幸いです。

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